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2012.11.01

祝 日本料理技能向上全国大会受賞


日本料理技能向上全国大会にて、公益社団法人全国民営職業紹介事業協会会長賞を受賞しました。


今回のコンクールで出品した料理のテーマは、時候に合わせて「秋風に誘われて」というタイトルで、秋の旬な素材や秋らしさを演出した作品となります。秋の装いを演出するために秋の旬野菜である「栗」を用いて、色合いも秋らしさを出した内容となっています。

メインの料理は「喜知次の焼き物」となっています。銀杏や秋の葉を用いて秋らしさを演出しています。また、米俵をモチーフにした鯛の刺身やさつまいもや柿を素材とした料理/小鉢を出品しています。

コンクールでは、秋をモチーフとした作品が多く出品されていましたが、もちろん料理技術の高い作品も多く、見た目の豪華さが映える作品もありました。しかし、見た目の豪華さを追求するのではなく、それぞれの料理による全体のバランスの調和を大切にし、秋らしさが美しく目に映るように心がけました。


コンクールのレベルは予想以上に高く、最初の秋は他の作品と比べてみると明らかに力不足でした。次の春に向けて料理の質を上げること、ディスプレイも含めた全体の色彩をテーマに様々な修正を加えました。そして今年の春に満を持して出品するも入賞できず、その時は帰り道とても悔しかったことを覚えています。


今回は自分に正直に反省点を最初から洗い出しました。

・まず細かく丁寧な仕事を見せる料理でなくてはならないこと
・色彩にこだわりすぎて、全体の色のバランスがとれなかったこと
・料理主体であるにも関わらず、全体に強い色を入れてしまったこと
・見る人が見やすいバランスで料理を配置しなくてはならないこと
・賞をとりたい気持ちが、料理をあれこれ品数を増やし、バランスがなくなってしまうこと
・器も良いものではなく、料理を際立たせるものを選ばなくてはならないこと

などなど、他にも色々な要素を分析しました。また修正にあたり、ホテルのラウンジを見たり、物品屋さんをみたり、様々な料理をみたり花屋さんに足を運んだり、様々な角度から全体のバランスを取るための努力をしました。

そして行き着いた答えは「力まないこと」。つまり全体のバランスが大切なわけで、様々な要素が和をもったときに美しく見える。しかし、一つでも飛び出てしまうと、全てが崩れるということでしょうか。